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1月, 2023の投稿を表示しています

遠隔モニタリング

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 ブルガダ症候群による致死的不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込みましたが、このデバイスは、私の体の中で、常に、私の心臓の動きを監視し(心電図をモニタリングし)、心臓の動きに異常が生じたときは、電気ショックを心臓に加え、正常な心臓の動きに戻してくれるものであります。  皮下植込み型除細動器(S-ICD)のデータは、日々、蓄積されていくのですが、そのデータは、遠隔モニタリングというシステムを用いて、定期的に、専用サーバーにデータが送られ、サーバーに送られたデータを医師が確認できるようになっております。  以下の写真のものが、コミュニケータと呼ばれるもので、私の身体に植え込まれた皮下植込み型除細動器(S-ICD)の情報を読み込み、かつ、その読み込んだデータを専用サーバーに送る機器になります。  1週間に1度、データを送るタイミングになりますとコミュニケーターのハートマークが点滅いたします。点滅していることを確認いたしましたら、ハート部分がボタンとなっておりますので押します。      そうしますと、以下の写真のようになり、コミュニケータが、皮下植込み型除細動器(S-ICD)にアクセスし、蓄積されたデータを読み込みます。このときは、医療用の周波数帯の電波を用いているとのことでありました。    皮下植込み型除細動器(S-ICD)からの情報を読み取り終えますと、以下の写真のような表示に切り替わり、専用サーバーへデータを送り始めます。このときは、携帯の回線を使っているものと思われます。従って、コミュニケータに近づき過ぎることも良くは無いものと思われます。    専用サーバーにデータを送り終えますと、以下の写真のようになります。たぶん、毎週、専用サーバに送られたデータは、主治医が確認してくれているはずですので、自分では気が付かないような異常が生じていても、主治医の方で気が付いてくれるため安心ではあります。ただし、このデータは、私(患者)は、確認することはできません。もちろん、データを見れたとしても、良し悪しの判断はできないので仕方ないのですが…..。

退院後、初通院

 昨日、手術を行ってもらいました病院に、退院後、初めて受診して参りました。  傷口の状態に問題は無く、もちろん、植え込んだデバイスにも問題無いため、復職OKとの話をいただいております。  会社から依頼されておりました診断書も、昨日中に記載をしていただけ、本日、朝一で受け取って参りましたが、1/30からの復職OK、ただし、重労働は不可という内容となっておりました。もう、現場で重労働は、基本、行っておりませんので、問題無しでありますね。  ただし、現場には、電磁波を発する設備があり、2/3以降に、会社の考えを聴き、かつ、現場に行くことが必要ということになれば、会社側(産業医側)から主治医へ問い合わせてもらうことになる形になります。  生活面では、お風呂に入ってOKとなり、かつ、左腕を上げた運動は不可ではありますが、左腕を上げても大丈夫とのことでありました。  車の運転は、私の場合、一次予防でICDを植え込んだため、7日間が過ぎておりますので、すでにOKなのですが、公安委員会に診断書を提出する必要はあるようで、昨日、病院からの帰り道に警察に寄って診断書をもらい、本日、病院に依頼をして来ました。今後の運転に関しては作動したら、3か月間運転はできなくなるようです。詳細は、 こちら をご参照ください。  なお、休職前の職場に戻ることになるのか?は、2/3予定の会社に行ってみないとわからないのですが、再び、単身赴任生活になる可能性はあり得ると考え、すでに、アパート探しも開始しているところです。今度は、会社に近いということを最優先で探しております。

医療費控除

 令和4年分の 医療費控除 に関する確定申告を終わらせました。  天気も悪く、散歩ができないため、その分、確定申告(医療費控除)に時間を使いました。  とりあえず、令和4年分は、私の医療費だけでも、余裕で10万円を超えており、その主要因は、ブルガダ症候群の検査で、3日間入院した費用になります。  申告は、マイナンバーカードとパソコン、そして、 e-Tax を利用したweb上で行っております。  医療費の入力は、ダウンロードしたエクセルのフォームに行い、それをアップロード、また、源泉徴収関係の数字等をweb上で入力するば、後は、自動で計算と書類の作成がなされ、税務署に提出をしてくれます。  確定申告と言うと大変!という印象がありますが、少なくとも、医療費控除に関しては、難しいとことはありませんね。  ただ、医療機関にかかった件数が多いと、エクセル上に入力するのに時間を要しますが、それは、難しい訳ではなく、仕方無いことでありますね。  ちなみに、我が家は、100件以上ありました。  足下、休職中で、傷病手当のみの収入でもあり、少しでも家計の負荷を減らすためにも、必要な申告ではありますが、自宅のパソコンで申告ができることはありがたいことであります。

入院十一日目(退院)

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 こちらは、備忘録で、1/14(入院十一日目)の話になります。  ブルガダ症候群による致死的な不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術を 1/5(入院二日目) に終え、その九日後の様子となります。  そう、ついに退院の日がやって来ました。  昨日で、抗生剤も飲み切り、心電図のモニターも外され、退院を待つばかりであり、夜もゆっくり眠れ、最後の朝を迎えました。  朝食は、最後の病院食をいただき、お世話になった方々にお礼(全員にはできませんでしたが)、そして、着替えと帰り支度を行い、9時半には、以下の通り、迎えに来てくれる妻を待つばかりの状態となりました。  約10日間、本当に、お世話になりました。辛いときもありましたが、過ぎてしまいますと、全てがいい経験となりました。    ほぼ予定通り、妻が、10時頃、ナースステーションに迎えに来てくれ、病室にお別れ。  もちろん、自宅までは、車での移動で、私は、助手席に座りました。ここで、うーん、シートベルトが、傷口を少し刺激することを確認。従って、上着をシートベルトの下に挟んで帰りました。とはいえ、これは気にしすぎで、上着を挟まなくても帰れたかもしれません。  久しぶりの外の景色、そして、自宅に帰れたことは、とてもうれしかったです(ちょっと、大げさですが….)。  そして、何より、妻の作った食事は、美味しく感じ、ありがたいとも思いました。  なお、私は、畳の部屋で、ふとんで寝ているのですが、ふとんで寝ることも問題なくできました(少し痛みはありましたが…)。  そして、明日からは、外を歩いて、リハビリ!   そして、できるだけ早く復職するぞ! でありました。

入院八日目から十日目

 こちらは、備忘録で、1/11(入院八日目)から1/13(入院十日目)の話になります。  ブルガダ症候群による致死的な不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術を 1/5(入院二日目) に終え、その六日後から八日後の様子となります。  予定通り、集団リハビリが始まりました。トレッドミルを用いて、ペダルをこぐのは、10分間を2セット行い、1/11の最初は、負荷3からスタートでしたが、心拍数が安定していたので、1/11の2セット目から負荷4に変更し、1/13には、負荷5で実施しております。正直、負荷3は余裕でしが、負荷5は、少し重く感じました。それでも、心拍数に大きな変化はありませんでしたが、運動不足ということもあり、少し汗はかきました。  それとは別に、体操を行ったのですが、実は、私は、こちらの方が心拍数が上がりました。大した体操では無いのですが、全身を動かすので、良い運動ということだったのかと思います。最大で、130近くまで心拍数は上がりました。  集団リハビリは、少し汗を流すレベルの運動で、トータル約1時間。病院内とはいえ、私の回復度合いにマッチした、とてもありがたい時間でありました。  1/11を過ぎますと、集団リハビリができたこともありますが、実に良いタイミングで、だいぶ傷口の痛みは治まっておりました。ちなみに、水疱が破れたところの痛みも、ほぼ皆無状態になっておりました。  病棟の廊下を歩くことも、引き続き続けており、集団リハビリに加え、約3kmを歩いておりました。  シャワーも、浴びさせていただいておりましたが、傷口の防水措置は、簡易的になり、シャワーも看護師さんの手を借りることなく、一人で入っております。  1/12、退院前の検査として、胸のレントゲンを撮っております。このとき、レントゲン室まで、歩いて行くつもりだったのですが、車椅子で移動しております。歩いて行けますよ!と話をしたのですが、どうも車椅子での移動が決まりのようで、申し訳ないと思いつつ、お世話になりました。  抗生剤の服用は、1/13の夕食後で終了。入院後からずっと付けていた心電図も、1/13の朝で終了となりました。  そして、1/13の朝、主治医が傷口を確認し、問題無かったため、抜糸が行われ、1/14退院で!と言ってもらえました。ちなみに、私は、人生

退院から1週間

 1/14(土)に退院して、1週間が経過いたしました。  仕事は、もちろん、まだですが、復職に向け、リハビリ生活を送っております。  1/15(日)は、ゆっくり過ごしました。近所の友人に退院のご挨拶をしたりでありました。  天気の悪かった1/16(月)は、約25km離れている入院生活を送った病院まで車で行きました。退院して初めての車の運転でありましたが、問題無くクリアであります。  病院に行った目的は、退院が土曜日であったので、退院時に支払いができなかったので、入院期間にかかった費用の支払いを済ませるためでした。また、障害者手帳申請のための診断書を入院中に受け取っていたのですが、病院の印を別途いただかなければいけなかったんで、それも済ませました。  障害者手帳の申請書類が揃いましたので、午後、市役所に行き、申請手続きも行っております。手帳ができるまでは、約2週間ぐらいいただくとのことでありました。なお、等級に関しては、すでに、主治医から説明があったのですが、4級での申請になります。しばらく前までは、ペースメーカーやICDを植込む = 1級だったようなのですが、最近は見直されたようであります。確かに、私が、1級っていうのもおかしいとは思いますので、真っ当な見直しかと感じております。  さらに、入院(手術)にかかった費用の支払いも行ったので、保険の申請書類も作成し、郵送いたしました。けんぽの 高額療養費制度 を利用しているため、実費よりも支払い額は、かなり抑えられているとはいえ、それでもそこそこの支払い額となっているので、保険で少しでも、お金をもらえることはありがたいので、即、申請をした次第であります。  なお、車に乗れたので、少し懸念しておりました “リモコンキー”、“FMトランスミッター” は、植え込んだ S-ICD への影響は大丈夫であることが確認されました。  また、家の中でも、IH機器も、特別近づかなければ大丈夫であることを確認できております。    1/17(火)、1/18(水)は、天気も良く、かつ、特別な予定もありませんでしたので、外に出て、散歩を心掛けました。すでに、入院中も、病棟の廊下で歩いておりましたので、ある程度は歩けるかなぁ~と思っておりましたが、とりあえず、約4km/日を達成しております。ただし、歩く速度に関しては、無理をしないようにしていたも

入院七日目

 こちらは、備忘録で、1/10(入院七日目)の話になります。  ブルガダ症候群による致死的な不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術を 1/5(入院二日目) に終え、その五日後の様子となります。  痛み止めのカロナールは、念のため、服用しておりましたが、確実に、痛みの方は楽になって来ました。また、水泡の痛みもほとんど気にならなくもなっております。  そのおかげで、さらに、歩く方も楽になり、そこそこ腕を振って、そこそこの速度で歩けるようになり、トータル4km歩くことができました。  本日は、3連休明けの平日で、リハビリ担当の方が来てくれたのですが、思った以上に歩けている私の話を聴き、“完璧ですね!” と言ってくれたりしました。また、明日からは、集団リハビリ室に行き、トレッドミルや体操を行いましょう!ということにもなりました。もう、どんどん体を動かしたい状態でありましたので、うれしくも思いました。  もちろん、本日も、シャワーを浴びれました。本日は、シャワーを浴びる前の処置が簡易化され、看護師さんの負荷も減りました。また、これまでは、看護師さんに行ってもらっていたのですが、水泡部の洗い方も教わり、明日以降は、一人でシャワーを浴びることにもなりました。  昨日から、抗生剤を服用しておりますが、朝・昼・晩に、1錠ずつ飲んでおります。  ベッドから起き上がるのも、まだ、電動ベッドの機能を使っておりますが、だいぶ楽にもなっております。

入院六日目

 こちらは、備忘録で、1/9(入院六日目)の話になります。  ブルガダ症候群による致死的な不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術を 1/5(入院二日目) に終え、その四日後の様子となります。  昨日の夕方から、痛みがだいぶ楽になりました。それと、痛みという意味では、おしっこをするときの尿道の痛みもなくなりました。ただし、痛み止めのカロナールは、服用を続けさせていただきました。  そのおかげで、歩く速度も、亀よりも少し速く歩けるようになり、トータルで2km歩くことができました。  あと、昨日分で記載するのを忘れましたが、点滴による抗生剤が、昨日の夜の分で終了となり、本日から、錠剤の抗生剤の服用となりました。従って、点液用の針も、昨夜、抜いていただくことができ、手の自由度が増しました。  本日も、シャワーを浴びさしてもらいました。シャワー前の傷口の防水処理を本日も行ってもらいましたが、やはり、その処理にそれなりの時間がかかり、本当に、申し訳ない限りの状況でありました。でも、やっぱり、シャワーを浴びれるのはうれしいことですね。  ベットから起き上がるときは、引き続き、以下の方法で行っておりますが、電動ベットで、頭の方を上げる量を減らして起き上がれるかを試しはじめました。もちろん、立ち上がれるのですが、立ち上がるまでの時間と力が必要なため、その分、痛みに耐える必要はあります。でも、退院までには、電動ベッドの機能無しで起き上がらなければいけませんので、必要なトライと考え、行って行くことといたしました。  ①  電動ベットで、頭の方を上げる(できるだけ起き上がった状態まで持っていく)→ 足を右側にずらして、床におろす → 体を右に向けて、右腕で踏ん張って、起き上がる  

入院五日目

 こちらは、備忘録で、1/8(入院五日目)の話になります。  ブルガダ症候群による致死的な不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術を 1/5(入院二日目) に終え、その三日後の様子となります。  昨日、水泡ができていることが確認されたのですが、その水泡が気になるというのもあるのですが、手術の傷口よりも水泡が破れたところの方が痛いような一日でありました。  また、何となくではありますが、夕方頃から、少し痛みが和らいだような気がしました。気分的に、だいぶ楽になって来ました。  で、本日は、なんと、シャワーに入りますよ!と、朝、看護師に言われて、びっくりでした。もう、シャワーに入れるの?でありました。  ただ、午後、シャワーを浴びる前に、看護師が来てくれまして、傷口部分に水が入らないように、テープを貼る作業をしてくれたのですが、この看護師さん、傷口は、1か所かと勘違いしていて(S-ICDの場合、3か所切っているのです)、少し慌てた様子で悪戦苦闘状態。処置に、約30分かかってしまいました。こんなに、ご苦労をおかけするのであれば、無理に、シャワーを浴びなくてもいいのになぁ~と思ってしましました。  シャワーは、その処置のおかげで、全身、洗うことがOKでしたが、体は、傷口が気になるので、軽くでありました。顔と頭が洗えただけでも、ありがたかったであります。なお、背中は、手が届かないのと、水泡が破れてところもあることから、看護師さんが洗ってくれました。  本日も病棟内を歩きましたが、1kmを歩くことができました。亀状態を一歩抜け出せたような気もしておりました。  抗生剤の点滴は、引き続き、朝と晩に行い、痛み止めは、カロナールを服用です。そして、おしっこするときの尿道の痛みですが、少し軽くなったような気は致します。  ベットから起き上がるときは、引き続き、以下の方法で行っております。  ①  電動ベットで、頭の方を上げる(できるだけ起き上がった状態まで持っていく)→ 足を右側にずらして、床におろす → 体を右に向けて、右腕で踏ん張って、起き上がる

入院四日目

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 こちらは、備忘録で、1/7(入院四日目)の話になります。  ブルガダ症候群による致死的な不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術を 1/5(入院二日目) に終え、その二日後の様子となります。  まず、朝、主治医が、本日も、様子を見に来てくれました。昨日とは異なり、本日は、動き始めていることを説明いたしました。当然、主治医の反応は、昨日よりは良かったのですが、“まだまだ、これからですから、がんばってください!” とのことでありました。まぁ、全く、そのとおりであるのでありました。  その後、“では、本体の圧迫を解放しましょう!” とのことでした。え、もう? と思いましたが….。とりあえず、圧迫に用いていたテープを主治医が剥がし始めると、“水泡ができてしまっていますね!” でした。なんと、テープに負けて、大きな水泡ができてしまったようであります。もちろん、テープを剥がす際に、水泡は破れてしまうのですが、主治医から、水泡のところは、“後で、看護師に処置してもらいますからね!” と軽く言われ、圧迫解除は終了。しばらくして、看護師が来てくださり、“結構、ひどい水泡ですね! 痛いでしょう?”  と聴いてきたのですが、うーん、言われてみれば、水泡のところも痛いのかなぁ~??でありました。とりあえず、私にとっては、水泡は想定外で、手術の傷口とダブルパンチかぁ~! と思いましたが、傷口の方が痛いので、大した負荷でも無い状況ではありました。  引き続き、ベットから起き上がるときは、以下の方法で行っておりました。ベットに横になるときは、この逆を行います。このときに生じる痛みは、正直、昨日とほとんど変化はありませんでした。つまり、それなりに痛い!であります。    ①  電動ベットで、頭の方を上げる(できるだけ起き上がった状態まで持っていく)→ 足を右側にずらして、床におろす → 体を右に向けて、右腕で踏ん張って、起き上がる    トイレ、歯磨き、そして、今日は、髭も剃りました。また、おしっこをするときは、引き続き、尿道が痛い!であります。  食事は、ほぼ完食できるようになりました。ただ、痛みは、ほとんど無いのですが、座っている状態は、少し辛かったので、早食い状態でありました。  リハビリとして、病棟内の廊下を歩きましたが、距離は、昨日よりも 2

入院三日目

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 こちらは、備忘録になります。1/6(入院三日目)の話になります。  ブルガダ症候群による致死的な不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術を 1/5(入院二日目) に終え、その次の日の様子となります。  朝、主治医が、様子を確認しに来てくださいました。最初の一言が、“どうですか?” に対し、私は、“動けないのが辛いです” と回答。そうすると、主治医は、“動いてくださいね、リハビリ担当にも話をしておきますから” でした。そして、傷口が開く心配もないことを確認することができました。つまり、痛みは我慢して動け!でありました。  その約1時間後に、看護師が、“体を拭きますね!” と訪ねて来てくれました。さて、体を拭いてもらうためには、起き上がる必要があります。看護師に、“どうやって、起き上がればいいですかね?” とたずねてみました。結果、以下の2パターンを教えてもらいました。    ①  電動ベットで、頭の方を上げる(できるだけ起き上がった状態まで持っていく)→ 足を右側にずらして、床におろす → 体を右に向けて、右腕で踏ん張って、起き上がる  ②  右側に寝返りをする →  右腕で踏ん張って、起き上がる    ② は、退院までの目標ですね! という訳で、①の方法でトライ! 看護師が、目の前におり、痛みを我慢する覚悟も決まり、起き上がってみますと、痛い!は痛いのではあったのですが、このレベルであれば我慢できる!でありました。何より、座った状態まで行けば、痛みはそれほどでもないことも確認できたことも大きかったです。  私は、以前、椎間板ヘルニアによる腰の激痛を経験しているのですが、それと比べると、だいぶ楽だなぁ~でありました。  座ることができれば、立ち上がることまでも、問題無くでき、うん、これで、ほとんど、自分自身で対応できる!と自信と喜びを感じた瞬間でありました。  まず、食事を座って、普通に、食べられようになりました。このとき、以下の写真のように(ベットに寝ている状態で撮った写真です)、看護師さんが、ベットの右側に、テーブルを移動してくれました。つまり、①の方法で、起き上がり、ベットの右側に座ると、テーブルが、目の前にある状況を作ってくれました。    そして、トイレまで、自分で歩いて行き、自分で行うことができるようになりまし

入院二日目

 これは、入院生活の備忘録になります。  入院二日目(1/5)、ブルガダ症候群による致死的な不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術が実施されました。  手術は、午前9時からで、朝食は無し。午前8時30分頃、病室から手術室に車椅子に乗って移動いたしました。  手術時は、全身麻酔であったため、手術室のベットに横になり、点滴用に針を刺してあったところから、麻酔液を挿入してから、アッという間に記憶が無くなりました。  意識が戻ったときは、手術を終え、病室のベットで寝ておりました(午後の0時30分頃だったと思います)。ただし、後で、妻から聞いた話では、手術室から病室に戻るときも意識があり、病室に戻ってから、看護師に、気持ちが悪いことを伝えていたり、妻とも会話をしていたそうなのですが、私は、それらの記憶が全く残っておりませんでした。このようなことは、全身麻酔の後は、よくあることのようではあります。  手術後の6時間は、安静要で動いてもいけない時間でした。手術前に聞いていたのではありますが、意識が戻ってからは、動けないことは苦痛でしかありませんでした。もちろん、何かで縛られていた訳ではありませんので、体を動かすことはできる状況なのですが、試しに、少し動かしてみますと、やはり、傷口が痛い! よって、我慢の時間が続くことになります。なお、尿に関しては、手術中から、尿道カテーテルが挿入されている状態でした。  たぶん、ちょうど、お昼頃に病室に戻って来たのかと思うのですが、夕方の4時頃には腰が痛くて耐えられなくなり、ナースコールを押し、看護師を呼んでしまいました。看護師さんは、腰からお尻のあたりに、タオルを挟んでくれました。ちょっとしたことですが、これでだいぶ楽にはなりました。たぶん、看護師さんにとっては、腰の痛みは、想定内なのでしょうね。  夕方の6時を過ぎた頃、看護師さんが来てくださり、安静時間は終わりましたと伝えてくれました。また、尿道カテーテルも、このとき抜いてもらっております。抜くとき、痛いという訳ではなかったのですが、変な感じではありました。  安静時間を過ぎましたので、夕食も運ばれてきました。ただし、特別なものではなく、普通に,箸を使って食べる食事でした。つまり、起き上がらなければ食べられません。6時間経過後の細かな説明を受けて

退院しました

 昨日(1/14)、無事、退院いたしました。  ブルガダ症候群による致死的な不整脈(心室細動)から命を守るため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植え込む手術を行いました。手術は、1/5で、その前日の1/4から入院し、1/14に退院となりました。  これで、今後、致死的な不整脈(心室細動)が生じましても、命を失うことはなくなりました。ちょっと高価なものでありますが、完璧なお守りを得たことになります。  手術は、特に、問題無く行われ、手術後は、傷口がふさがの待つ、かつ、痛みが落ち着くの待つ、そして、体力が衰えないようにリハビリの実施を行いながらという形で時が過ぎ、自宅に戻っても大丈夫な状況となったところでの退院であります。この辺りの詳細は、備忘録として、後日、少しずつ投稿していければと考えております。  次の外来での診察は、約2週間後になりました。それまでは、入浴は禁止(シャワーはOK)となります。また、数か月は、左腕を大きく上げることも禁止です。逆に、この2週間で重要なのは、リハビリなので、毎日、適度な運動(散歩)を行っていきます。  その他、日常生活で、電磁波には、気を付けなければいけないのですが、すでに、スマホ、IH機器は、この辺まではOKなんだという感触を掴みました。  問題は、工場勤務ですので、現場の製造設備には不安があります。この辺は、会社との相談ごととして、早ければ、今週からやりとりを行う可能性があります。  あと、車の運転も、問題無く、すでに行えているのですが、皮下に植え込んだリードの上にシートベルトがある状態になります。また、足下は、傷口の上にシートベルトがある状態でもあります。事故を起こさなければ、問題は無いのですが、リードにダメージを与えてしまいますと、それで、また、手術が必要となってしまいますので、シートベルトと胸の間には、クッション材を挟むべきなのかとも思っております。  兎にも角にも、新しい一歩になりましたので、復職に向けて、慌てずにではありますが、努めて参ります。とりあえずは、毎日、適度な散歩ですね。

入院

 ついに、本日、入院いたしました。  ブルガダ症候群による突然の致死的心室細動での死を防ぐため、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を植込む手術を明日行いますので、本日から入院となりました。  朝一で、コロナ感染検査を受け(もちろん、陰性)、病室へ、午前中は、明日の手術に関する詳細説明を受け、昼食後、採血を行い、いろいろ書類にサインをしたところで、暇となり、ブログを書いております。  この後は、全身麻酔に関する説明を受ける予定でいるのと、16時頃シャワーを使わせていただき、夕食を食べる。とりあえず、これだけのしか予定がありませんので、とっても暇であります。  なお、心臓の病気での入院ですので、心電図は、ずっと付けている状態ではあります。  明日の手術は、午前9時からで、約3時間とのことですので、お昼には病室に戻ってこれる予定。手術後、約6時間は、基本、体は動かしてはいけないとのことであります。その後は、痛みの度合いによりますが、少しずつ、体を動かしていってもらうとのことでありました。  ちなみに、病室に入りましたら、なんだか緊張感がなくなりました。まぁ、ここまで来れば、開き直るしかないのですがね。ただ、きっと、明日の朝は、再び、緊張しているのではないかと思っております。  さて、手術後、何日目にパソコンに向かうことができるでしょうかね??

初日の出

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 今年の新年は帰省はせず、自宅で過ごすこととしましたが、自宅から太平洋が近いですので、妻と二人で初日の出を見て参りました。  いつもそうなのですが、水平線上には雲があり、水平線上から昇る初日の出という訳にはいかないのですが、それでも、良い天気に恵まれ、良い初日の出を見ることができました。  今年は、手術から始まる一年となりますが、良い年になればと思いますし、前向きにがんばっていきたいと思っております。